女性ラッパー スーパーボウルのハーフタイムショー候補から除外 セクハラ行為が影響

 ラッパーのリゾがスーパーボウルのハーフタイムショーの候補から外されたという。現在元バックダンサーの3人から、敵対的な職場環境を作り差別やセクハラ行為を働いたとして訴えられているリゾ、同件を受けてNFLの上層部が来年2月にラスベガスで開催される同イベントのリストからリゾの名前を除外したそうだ。

 ある関係者がDailyMail.comにこう話す。「リゾの、ハーフタイムショーへの参加並びに国歌斉唱のパフォーマンスは、スキャンダルによって無しとなりました」

 更に別の関係者は、リゾのチームが汚名返上のため全力を尽くしていることを同メディアに明かしていた。「リゾが完全に不適切な行為をしていたと非難する人々が続々と出てきていることで事態はますます困難になってきています」「リゾは莫大なお金を生み出していますが、その時間も終わりに近いように見えます。ここから復活できるかどうかは誰もわからない状況です」「もし本人が言及すれば、その声明は非難の嵐となります。沈黙を守れば、臆病呼ばわりです。どちらにせよ、ここからの復活は現在厳しそうですね」

 ちなみにリゾは他にも少なくとも6人から不適切なセクハラ行為を告発されているという。元バックダンサー3人による訴訟を担当する弁護士ロン・ザンブラノ氏がページ・シックスに明かしたところによると、現在アマゾン・スタジオによるリアリティ番組『リゾのビッグスター発掘』に出演した他のダンサーからの訴えについてザンブラノ氏のチームが調査中だという。

 ザンブラノ氏は、同訴訟の原告について、自身の経験を勇気を持って公表し人々を勇気づけたと称賛、「私たちが検討中の申し立ては起訴できる可能性もありまずが、まだ時期尚早です」と続けた。

 同訴訟でリゾは元バックダンサーらに、アムステルダムのクラブでストリッパーたちとパフォーマンスするようプレッシャーをかけたり、セックスワーカーの性器に入れたバナナを食べるよう強要したとされている。

 一方リゾ本人は自身のインスタグラムで、「ここ数日は、胸が痛む辛さと酷い落胆の日々を送っている」と綴り、一連の訴えについて否定する声明を発表している。

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