アマゾン創業者と婚約者 山火事のマウイ島復興支援に145億円寄付へ
アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏(59)と元ニュースキャスターで婚約者のローレン・サンチェス氏(53)が、大規模な山火事に見舞われ壊滅的な被害を出したハワイ州マウイ島の復興支援に1億ドル(約145億円)の寄付を発表した。
ベゾス氏とサンチェス氏は、インスタグラムの共同声明でこう述べている。「私たちは、多くのものを失ったすべての家族と、壊滅的な打撃を受けたコミュニティのことを思っています」「緊急のニーズを満たすことは重要であり、注目が薄れた後の長期的な再建も重要です」「(基金が)現在、そして今後何年にもわたって、継続的なニーズが明らかになるにつれて、マウイ島を立ち直らせる一助となることを願っています」
この2人の投稿に沢山のセレブリティがコメントを寄せており、ケイティ・ペリーは「こうじゃなくっちゃ」と赤いハートの絵文字と共に投稿したほか、女優のミンディ・カリングは、「ワオ。信じられない」と投稿している。
労働者の待遇や税制面で繰り返し非難されてきていたアマゾンのCEOを2021年に退任したベゾス氏、推定1600億ドル(約23兆円)の資産を持っているといわれており、長者番付で世界3位に名を連ねている。また今年5月には、5億ドル(約725億円)のスーパーヨット上で、250万ドル(約3億6200万)と推定される20カラットの婚約指輪をサンチェス氏に贈りプロポーズしたといわれている。
13日時点での、マウイ島の山火事による死者数は93人に達し、アメリカ現代史上最も死者数の多い山火事となっている。