パリス・ヒルトン 山火事被害マウイ島でのバカンスに非難殺到 夫とのキス写真流出「最低」「無知」の声

 パリス・ヒルトンと夫のカーター・リウムが、山火事で大被害が出たマウイ島で休暇を楽しんでいるとして非難を浴びている。デイリー・メール紙が入手した写真には、山火事による死者が増え続けるなか、2人が海でキスをしている姿が写っている。同島では死者96人以上、行方不明者約1000人という、過去100年のアメリカ史上最悪の山火事となっている。

 合計純資産は約3億4500万ドル(約502億円)と推定されている2人は、ラハイナの惨状から車で30マイル(約50km)ほど離れたワイレアのリゾート地に滞在、代理出産で生まれた7カ月になる息子を抱っこし水遊びをしている写真が掲載され、人々から「最低」「無知」と非難の声を受けている。

 一方、その数日前には、ホノルル生まれの俳優のジェイソン・モモアが、同島への旅行を控えるよう警告。インスタグラムで「マウイ島に旅行しないでください。これほど深く苦しんでいる島に自分が必要だと思いこまないように。助けを必要としている時に、このコミュニティに寄付し、アロハ(愛や思いやり)を見せてくれた全ての人にマハロ(感謝する)」と呼びかけていた。

 また、地元の非営利団体「アイナ・モモナ」が制作した投稿の中で、ジェイソンは、この自然災害が「今後長年に渡り、マウイ島全島の資源に影響を与える」ことから観光客はこないで欲しいとして、こう続けている。「我々のコミュニティは、癒され、悲しみ、回復する時間を必要としている。ということは、現在非常に限られている大切なリソースを使うビジターが少なければ少ないほどいいということだ」

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