ジョニー・デップの元妻女優 ペット犬の不法輸入が不起訴に 8年前、豪州でトラブル
女優アンバー・ハードが8年前にオーストラリアに2匹の犬を不法輸入した件について、起訴されないことが明らかになった。オーストラリア政府の農務省は現地時間の22日、アンバーが2015年の同事件に関してこれ以上の罪に問われないことを認めた。
当局はこう声明を発表している。「農務省は、オーストラリア国内および海外の機関と協力し、ハードさんに対するこれらの申し立てを調査しました」「証拠の概要は英連邦検察局長に照会され、同長官は英連邦の起訴方針を適用し、今回は起訴しない決定を下しました」
2015年5月、元夫ジョニー・デップとまだ結婚していたアンバーは、厳しい検疫政策があるにもかかわらず、2匹のヨークシャー・テリアを申告せずに入国させた。犬たちは税関を通らず、オーストラリアの10日間の検疫規則を守らなかったため、2015年7月、アンバーは動物を違法に輸入した2件の罪で起訴された。
法廷で旅行書類を偽造した罪を認めた後、事件は解決し、ジョニーとアンバーは謝罪ビデオを撮影、視聴者に「すべてを申告する」よう促した。
事件は解決済みとされたものの、2021年10月、オーストラリアの農業・水・環境省の広報担当者はE!ニュースに対し、「目撃者の証言を得ようとしており、それが得られれば、連邦検察局長は、その証拠が事件の追及を正当化するのに十分かどうかを検討する」と明かした。起訴されれば、同国のバイオセキュリティ法により、アンバーは10年の禁固刑と75000ドル(約1000万円)の罰金に処される可能性があり、虚偽書類の罪は1年の禁固刑と7500ドル(約100万円)の罰金となるところだった。