マーベル大ヒット映画監督 次作に“史上最恐”の悪役登場を予告
タイカ・ワイティティ監督が、「マイティ・ソー」シリーズ第5弾には強力な悪役が必要だと語った。現在、5作目の企画は行われていないものの、ワイティティ監督は、2017年の『マイティ・ソー バトルロイヤル』に登場するソーの姉で死の女神ヘラの脅威に負けないような悪役キャラを思案しているという。
タイタンコミックスから発売された第4弾『ソー:ラブ&サンダー』の公式映画本の中で、ワイティティ監督はこう語っている。「彼(ソー)に残されたやるべき事は何だろうか」「(次の映画は)キャラクターの進化を引き継ぎつつも、とても楽しい方法で、ソーが乗り越えなければならない障害を積み重ねていくような感じで、彼に立ちはだかるものを与えるようなものでなければならない」「ヘラより弱い悪役は登場させられないと思う」「そこからステップアップして、もっと手強い悪役を加える必要があると感じている」
ちなみに第3弾『マイティ・ソー バトルロイヤル』でケイト・ブランシェットが演じたヘラは、主人公ソーのハンマー、ムジョルニアを破壊し、神々の国アスガルドを支配していた。
そしてもし第5弾のメガホンを取ることになった場合、ワイティティ監督は雷神の起源にこだわりつつ、異なる世界から「更に奇想天外でクレイジーなビースト、モンスター、エイリアン」を登場させたいと考えているそうで、「(ソーには)楽しい要素があり、ある種の威勢がある。彼が世界を訪れ、異星人に遭遇するとき、地球人が宇宙を探検しているときには得られないようなことが起こるんだ」と続けた。
一方でこれまでシリーズを通してソーを演じてきたクリス・ヘムズワースは、5作目への意欲とは裏腹にMCUへの復帰は保証されていないとをエンターテイメント・ウィークリー誌に明言している。「人々が飽きるまでそれを続けたくはないんだ。僕がそのキャラクターとしてスクリーンに登場するのを見て観客が目を丸くするようになるまでしないよ」