ポール・マッカートニー ヒット曲のレコーディング前にゲームに夢中だった!?
ポール・マッカートニーは、ヒット曲をレコーディングする前に、アーケード用シューティングゲームにはまっていたという。エコー&ザ・バニーメンのギタリスト、ウィル・サージェントは、ポールがスタジオセッションの前にゲームで遊ぶのが大好きだったことを明かしている。
ポールと同じくリバプール出身のウィルは、新著『エコーズ:ア・メモアール・コンティニュード』の中で、ロンドンのエア・スタジオでポールに会った時のことをこう語っている。「僕らがゲームルームでぶらぶらしていると、ポール・マッカートニーがひょっこり入ってきて、『リバプールのバニーメンだね?初めまして』と言ってきた。僕らは満面の笑みだった。すごい、ポールは僕らの名前を知っていて、僕らが誰なのかも知っているようだって。彼はビールを飲みながら、僕とビデオゲームをした。『アステロイド』か『タンクコマンダー』、流行ってたビデオゲームの一つだ。ポールはとてもいい奴だった。地に足が付いてて、駆け出しの若者にもフレンドリーだったよ」
一方、ポールのコンピューター好きはいまだに健在で、「人工的あるいは合成的に作られたものは何もない」としながらも、6月には人工知能を使ってザ・ビートルズの新曲を作ったことを明かした。また、70年代の同バンドの未発表デモにAI技術を駆使したと発表、BBCラジオ4の『トゥデイ』で、その技術はデモのカセット録音からジョン・レノンの声を「抽出」するために使われたと説明した。