大ヒット映画シリーズ監督 第5弾は主演スタローン抜きで製作示唆 「ファンが望むならば」
大ヒット映画『エクスペンダブルズ ニューブラッド』のスコット・ウォー監督が、第5弾が主演のシルベスター・スタローン不在で製作されることを示唆した。スタローンは以前、来年1月に公開予定の第4弾が、自身にとってシリーズ最後の作品となると話していたが、スタローンとジェイソン・ステイサムがドルフ・ラングレン、ランディ・クートゥア、カーティス“50セント”ジャクソン、ミーガン・フォックスらと共演する同新作のメガホンをとったウォーは、ファンの要望があるかぎりシリーズは続くと考えているという。
ウォーはハリウッド・リポーターにこう話している。「ファンが望む限り、どのシリーズのドアも大きく開いていると思います。それをどれぐらい耳にしたでしょう?同じことがジョン・ウィックでも言われていましたが、今は『ジョン・ウィック5』の話をしています。ですから、ファンが望むならば、稼ぐ可能性を拒むほどハリウッドは浅はかではありません」
スタローンは以前、インスタグラムで第4弾を最後に同シリーズから降板し、ジェイソン・ステイサムに「バトンを渡す」ことを発表、「前へ進む時だ。今日が僕の最後の日だから、楽しんでいるよ。でも12年もやってきたことだから悲喜こもごもだ」「(ジェイソンと)その有能な手にバトンを渡す準備ができた」と話していた。
一方同インタビューでウォーは、第4弾にジャッキー・チェンのスタントチームを迎えたことを明かしている。スタントマンから監督に転向したウォーは「ファイトシーンのレベルを上げたいと強く思っていました。ジャッキーの香港のスタントチームと仕事をしたばかりだったので、ジェイソン・ステイサムのところに行って『映画に特別なエネルギーを与えるためにジャッキーのスタントチームから(スタントコーディネーターの)アラン・ングを迎えたらどうだろう?』って言ったんです。そしたら彼はとても興奮していましたよ。そうしてこの映画に参加することになったんです」と説明した。