人気コメディアン 性的虐待疑惑はメディアの陰謀と主張 過去の交際はすべて「合意の上」

 英コメディアンのラッセル・ブランド(48)は、自身の性的虐待疑惑について沈黙を破り、世界的なメディアの陰謀だとした。16日以降、レイプから性的、精神的虐待に至るまで、ラッセルを告発した女性の数は増え続けており、22日に380万人のフォロワーに向けた3分間のインスタグラム動画をラッセルは投稿、世界が国際企業と報道機関の「コラボレーション」に陥っていると考えていること、また60ドル(約8900円)の定期購読サイト「ランブル」で自分の番組に申し込むことで、ファンに応援してもらう必要があると訴えた。

 「並外れた、苦悩に満ちた」1週間を過ごしたというラッセルは、普段身に着けているアクセサリーを外し、シンプルな白いシャツに身を包み、こう語っている。

 「目覚めつつある皆さん、こんにちは。明らかに、この1週間は異常で悲惨な1週間でした。皆さんの支援と、皆さんが提示した情報に疑問を抱いてくれたことに、とても感謝しています」「イギリス政府が大手ハイテク・プラットフォームにオンラインコンテンツの検閲を要請したことは、もうお気づきでしょう」

 「一部のオンライン・プラットフォームは、その要請に応じました。ご存じないかもしれませんが、これはオンライン安全法案の文脈で起きていることで、これは徹底的な監視と検閲の権限を付与するすでに可決されたイギリスの法律です。私は皆さんが『信頼できるニュース』を聞いたことがあるとは思っていません。『信頼されるニュース』は、大手テックと遺産的メディア組織とがコラボレーションでおこしたことであり、私のような独立系メディア組織をターゲットにし、パトロールし、息の根を止め、シャットダウンするためのものであるのです」

 レイプや性的及び精神的虐待などの犯罪で告発されたラッセルは、YouTubeからチャンネルの広告収入の支払いが停止され、また所属するタレントエージェンシーのタヴィストック・ウッドからも解雇、同事務所のウェブサイトからも写真が削除されている。

 さらにラッセルは25日にランブルのプラットフォームで、世界的陰謀に対する信念を語るつもりだと予告、「信頼できると俗にいわれているニュースプロバイダーやデジタルプラットフォームはすべて、戦争やパンデミックにまつわるものであれ、物語を構築するために協力している」と強調し、「独立した」コンテンツに「コミット」しているランブルで自身をフォローするようファンに訴えている。

 ラッセルは自分に対する虐待の疑惑をすべて否定、過去の交際はすべて「合意の上」だったと主張している。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

海外スターバックナンバー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス