アカデミー賞女優77歳 男4人を雇って47歳の息子をホテルから誘拐か 元妻が当時の状況を明かす

 歌手で女優のシェール(77)が、男4人を雇い、自身の息子イライジャ・ブルー・オールマン(47)をホテルの1室から誘拐したとされている。当日イライジャは結婚記念日に妻マリーアンジェラ・キングと再会しようとしていたという。

 今回マリーアンジェラがイライジャとの離婚に関するロサンゼルスの裁判所での審問の中で、同件について明かしたかたちで、DailyMail.comによるとシェールと2番目の夫グレッグ・オールマンとの息子でシンガーのイライジャは9月14日にロサンゼルスのホテル、シャトー・マーモントの入り口に繋がる歩道に倒れこんだ後、現在はカリフォルニア州パサデナのリハビリ施設にいるそうだ。

 イライジャは、ロックバンド、キングでクィーニーという名前で活動するマリーアンジェラと2013年に結婚、今回の審問中、マリーアンジェラは、イライジャと昨年、ニューヨークに12日間滞在し結婚を救うべく話し合いの場を設けたものの、そのホテルの1室に突然4人の男が入ってきたことを明かしている。「4人の男の1人から、自分たちは(イライジャの)母親に雇われたと言われました」。「私は現在夫の健康状態や居場所について知りません」。

 そして、イライジャが自分には明かされていない治療施設に「ロックダウン」されているとし、「彼の健康を望み家族が努力していることは分かっています。私は夫にとって最善な事を望んでいます」と続けた。

 11歳の頃にドラッグを始め、長年ヘロイン中毒と闘い続けてきているイライジャに関してシャトー・マーモントのホテルスタッフらは倒れる前の様相を見て心配し、シェールに連絡したとされており、ある関係者はこう話していた。「午前と午後のほぼ毎日、イライジャはホテルの前で壁に寄りかかっているか、歩道に座りタバコを吸っていました」「タバコを1本持って出てきて、それが終わるまでには気絶していました」「(煙草は)いつも何かに浸したかのように見えました。彼は、あたかも路上生活をしているホームレスのように、疲れ切って取り乱しているように見えました」

 イライジャはライム病の治療で訪れていたドイツでマリーアンジェラと知り合ったとされている。シェールは、2人の婚約を認めず、結婚も祝福しなかったという。

 そしてイライジャはマリーアンジェラとの離婚を申請し2020年4月に破局したとしていたが、マリーアンジェラはその翌年まで破局はなかったと主張している。

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