女性R&Bアーティスト 体調不良でトロント公演が延期に 「声がだめ」 ステロイド剤使用中

 女性R&Bアーティスト・シザ(33)の、カナダ、トロントでのコンサートが中止された。体調不良と共に喉を痛めたそうで、病気の詳細こそ明かさなかったものの、ステロイド剤を使用中だという。

 4日のスコシアバンク・アリーナでの公演について、シザはインスタグラムにこう綴っている。「(ニュー)ジャージーの後気分が悪くなって、今ここトロントにいるんだけどジスロマックといっぱいのステロイドを使っている。ちょっとは身体が動くけど、声はだめで、今夜の公演のために最善を尽くしている!皆のサポートが本当に必要。キャンセルしたくないから」

 同公演は再日程が組まれる予定だ。

 一方、会場からはこう声明が発表されている。「10月4日、シザのスコシアバンク・アリーナで予定されていたパフォーマンスは病気により延期となりました。再日程は間もなく発表となりますのでファンの皆様はチケットを保持して頂くよう宜しくお願いします。全てのチケットは有効となります」

 シザが声の不調を訴えたのは今回が初めてではなく、2018年に声帯を痛めた際には、医師と声の専門家のチームが数週間付きっきりでケアしてくれたとしてツイッターに感謝の意を綴っていた。

 更に同年4月にはコーチェラ・フェスティバルのパフォーマンス後、声帯を痛めたことを告白、1か月後には自身のキャリアを総括する「ベストアルバム」を制作中と明かし、声帯の問題から最後の作品になるだろうとしていた。「今も酷い状態。私の世界はあまりに早くちっぽけなものになった。書くことはたくさんある。檻に入っているような気分。次のアルバムは自分の人生最高のアルバムになる。私にはわかる。なぜならそれは人生最後のアルバムだろうから」

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