歌手のブリトニー・スピアーズ（４１）が先月、警察による交通取り締まりで、免許証と保険証券を不携帯で運転したとして罰金を科せられた。ニューヨーク・ポスト紙のコラム、ページシックスによると先月１０日、カリフォルニア・ハイウェイ・パトロールの警官が停車を要求。ブリトニーは有効な運転免許証の不携帯ならびに車の保険証券提示を怠ったとして違反処分を受けたという。

　ブリトニーの担当弁護士マシュー・ローゼンガート氏は同紙の取材に対して、「駐車券と同様のものだと思いますが、ブリトニーは免許証と車の保険証券は保持しています」と回答した。２つの軽微な違反で科せられた罰金は１１４０ドル（約１７万円）で、ブリトニー本人が出廷する必要はなく罰金はオンラインで支払えるそうだ。

　ブリトニーは、その後自宅でナイフを振り回して踊っている動画をインスタグラムで公開、通報を受けた警察が自宅に駆け付けていた。カリフォルニア州ベンチュラ郡保安官事務所のディーン・ウォルティー警部は同紙に、長年ブリトニーに関する数々の事件を扱ってきた巡査部長が通報に応じたとして、「近親者が、ＳＮＳに投稿されたナイフを手に持って踊りながら回っている動画を見て、ブリトニーの精神状態を大変心配していました」と話している。警察は、カリフォルニア州サウザンドオークスにあるブリトニーの自宅の警備チームとインターホン越しに話したものの、自宅内には入れなったという。

　その後ブリトニーはインスタグラムを更新、ナイフは偽物で、ＭＴＶビデオ・ミュージック・アワード（ＶＭＡ）で観たシャキーラが短剣を振り回すパフォーマンスからヒントを得ただけだと主張、ファンに対して「心配」しないよう呼びかけていた。