16歳の美少女金メダリスト 稀な型の肺炎で「自力呼吸できない」状態で入院 保険未加入で医療費支払えず
元オリンピック体操女子金メダリストのメアリー・ルー・レットン(55)が「自力呼吸ができない」状態で入院していることが、娘からの声明で明らかになった。1984年のロサンゼルスオリンピックで女子体操競技の総合優勝を果たしたメアリー・ルーだが、珍しい型の肺炎にかかり、病院で「命をかけて闘っている」という。
メアリー・ルーの娘マッケナ・ケリーは、Spotfund.comのページへの投稿で、医療保険に加入していない母親が集中治療室で1週間以上を過ごしたことを明かすとともに、治療費を援助するためのオンライン募金についてこう語った。「私の素晴らしい母、メアリー・ルーは非常に稀なタイプの肺炎にかかり、命がけで闘っています。自分で呼吸することができません。もう1週間以上もICUにいます。彼女のプライバシーを尊重し、すべての詳細は明かしません。しかし、彼女が保険に入っていないことは明かします」「もし皆さんが何らかの形で助けてくれるのなら、次のことをお願いします。1)祈ってください!2)病院代を援助してください。どんなことでも、絶対にどんなことでも、私の家族と母にとってとても助けになります。本当にありがとう」
同クラウドファンディングは、11日の時点で、すでに目標額の5万ドル(約740万円)を突破し、13万ドル(約1900万円)以上を集めた。
メアリー・ルーは、同夏季オリンピックで、アメリカ人女性として初めて体操競技の個人総合で金メダルを獲得、他にも銀メダルと銅メダルを2つずつ獲得した。その後1986年に体操競技を引退したメアリー・ルーは、『3人のゴースト』『裸の銃を持つ男 PART33 1/3 最後の侮辱』などの映画や、『グリー』『ベイウォッチ』などのテレビ番組にカメオ出演したほか、2018年にはタレントの社交ダンス勝ち抜き番組『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』にも出演していた。