ダイアナ妃 特注のヘアスプレーを愛用していた 崩れた髪型での写真撮影を避けるため
故ダイアナ妃は、髪型が崩れた状態で写真を撮影されることを避けるため、特注のスプレーを使っていたそうだ。トレードマークだった髪型が「突風」で台無しになることを心配し、美容専門家のシェリー・ラドーブ・ファンチさんとヘアスタイリストのサム・マックナイト氏に対して、何があっても崩れず完璧な状態を保つ特別なヘアスプレーの開発を依頼していたという。
シェリーさんは、ニューヨーク・ポスト紙のページ・シックス欄にこう明かす。「実は私の本業は化粧品技術者なんです。セレブの皆さんのニーズを満たす製品を作ることで評判になりました。故ダイアナ妃が崩れない髪型を望んでいたため、当時の美容師マックナイト氏と密に連携して仕事をしていました。当時の髪型はとても美しいピクシーカットでしたね。ヘリコプターから降りると、プロペラがクルクル回転してダイアナ妃の美しくキレイにセットされた髪がボサボサになってしまっていました」「当時のダイアナ妃はとても若くて美しかったので、整髪料でべっとり固めてしまう髪型にはしたくなかったのです。ヘアスプレーの作成が必要で、その専用ヘアスプレーの愛称が『ヘリコプター・ヘアスプレー』だったのです」
しかし、ダイアナ妃本人はその「ヘリコプター・ヘアスプレー」を商業的に売り出す計画はなかったとシェリーさんは主張、「故ダイアナ妃が、ヘアスプレーを発売したかったどうかは分かりませんし、したくなかったかどうかも分かりませんが、意図してはいませんでした。(彼女のために)ただ素晴らしいヘアスプレーを作りたかったんです」と続けた。