世界的歌姫 ファンからの贈り物などを飾る部屋を自宅に建設中 人形用のキャビネットも特注
歌手アデルがファンから贈られた人形などを飾る新しい部屋を自宅に建設中だという。これまでに2作連続でグラミー賞主要3部門を受賞している世界的歌姫アデルは、長年に渡って蓄積してきた賞や記念品を展示したいと考えており、またラスベガスでの公演期間中にメキシコのファンから手渡された似顔レレ人形を収納するためのキャビネットを特注しているそうだ。
ビバリーヒルズの自宅を大々的に改装しているというアデルの発言を、デイリー・テレグラフ紙はこう報じた。「家に部屋を作っていて、この人形のためというわけではないんだけど、笑わないでね。忘れるつもりもないし、私はちょっと溜め込むタイプなの」「博物館とは違う。それだと凄くつまらない感じでしょう?この15年間で、たくさんの素晴らしいもの、美しいものを集めてきたのよ」「賞のようなものだけでなく、自分のおどけた人形や手紙のようなものでいっぱいになる予定よ。だから、キャビネットを作ってもらったの。特に、これまでの公演を通して貰ったもののために」
また、メキシコの伝統的な人形の贈り物を「最高に素敵なもの」と称えるアデルはこう続けた。「滞在中にこれらの人形のことに気づいたわ。メキシコのファンから降り注がれる美しい愛情の印よ」「みんなが手に振っているのが見えた。それから、どんどん手渡されたの。それがなんなのかよく知らなかった。今、手元に30個ぐらいあって、着替えの部屋の鏡台の上にあるわ」「私のドレスをモチーフにしたものがたくさんあるの。最高に素敵なものね。大好きよ」
一方、11月4日まで延長された同公演前には不安があったにもかかわらず、「自分を生き返らせてくれた」とアデルは認め、「ここでコンサートをやろうと思いついたときは、混乱していて、トンネルの先に光が見えなかった」「あまりに圧倒されて涙がこぼれた」「だけど、自分のステージ、人生のこの段階において、ここが自分にとって適切な場所、適切な部屋であることが分かった。本当に、本当に良かった」と語った。