売れっ子映画監督 人気作品を2本に分けて「本当に後悔」「ファンたちの怒りを聞いて分かった」

 映画監督のフランシス・ローレンス監督が「ハンガー・ゲーム FINAL」を2本の映画に分けたことを後悔しているという。「ハンガーゲーム3 マネシカケスの少女」を再び映画化する機会があるなら、1年の間隔をあけて公開される2本の映画としてではなく、1本の作品にするだろうと語った。

 ジェニファー・ローレンス主演の同映画について語ったピープル誌のインタビューで、ローレンス監督は「後悔しています。本当に後悔しているんです。みんながそう思ってるとは言わないですが、私は間違いなくそう思っています」と認めた。

 「ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス」が2014年11月に公開された後、その1年後となる2015年11月に「ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション」が封切られた。両映画とも「それぞれの感動的なテーマ」を持っていたと製作陣は同意したというが、ローレンス監督は自分が判断ミスをしたと考えるようになったそうだ。

 ローレンス監督は「振り返ってみて、そしてファンや批評家たちの反応や怒りを聞いて分かったのは、2つの作品となったことに苛立ちを感じたということです。それは理解できます。テレビ番組のエピソードだったら、手に汗握る展開があったら1週間待たなければならないし、連続して視聴するなら次のエピソードをすぐ見ることができる。しかし、1年も待たせるというのは、意図してはいないが不誠実な印象を与えたと思います。そういうつもりじゃなかったですから、なおさらです」と話している。

 ただ、1つだけ利点があったと考えているようで「真実として、最後の本では、最終的に4時間近い上映時間となったので、他の映画よりもこの本から多く撮影できました。しかしながら、いかにそのことが観客をイラつかせたかは理解できます」と続けた。

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