人気ミュージシャン 弟を痛烈に非難 解散したバンドの歴史を「書き換えようとしている」
ミュージシャンのノエル・ギャラガーは、弟のリアム・ギャラガーがオアシスの歴史を「書き換え」ようとしていると非難した。2009年のパリ公演での大喧嘩がきっかけでオアシスが解散、以来兄弟は疎遠となっている。
ノエル抜きでギタリストのポール・’ボーンヘッド’・アーサーズのみ参加して来年6月にデビューアルバム『オアシス』30周年記念ツアーを行うことを発表したばかりのリアムは、兄との再結成を熱望していると繰り返し語ってきた。
しかしノエルは、弟が本当に再結成を望んでいるとは全く思っておらず、ノエルにとってはオアシス最後の年は「最悪」な記憶だとして、デイリー・スター紙にこう語っている。「最後のツアーはハッピーじゃなかった。リアムが、あのツアーは全部素晴らしいものだったと歴史を書き換えようとしているんだ。そうじゃなかった」「オアシスの最後の年は最悪だった」「人生は一度きりだ。なぜ不幸でいるんだ?それが私生活であれ、仕事であれ、なぜだ?」「かけがえのないものを無駄にしているだけなんだ」
そんなノエルは最近、和解は弟次第だと主張、リアムを「臆病者」呼ばわりして、自分からオアシス再結成に関する電話をかけることはないとしていた。トークスポーツのラジオ番組でノエルは、「ああ、俺はこう言ったのさ。(リアムは)電話してこないね。ずっとそれについて話しているんだから、リアムから電話してくるべきだ。今頃リアムは何か計画を練っているって思っただろ?」「俺に話す必要はない。ヤツは臆病者だ。だから、周りの人や代理人に電話してもらってこう言うべきだ。『これが私達の提案です』ってね。それから再結成について話をしよう。そうしてこない限り、リアムの態度はちょっと不誠実なんじゃないかな」と話していた。
リアムはその後、X(旧ツイッター)でノエルのコメントに反論、「ノエルはオアシスのファンが大嫌いだが、彼らが自分のレコードを買うことは気にならないんだ」とポストしていた。