英シンガーソングライター おもちゃで心を健康に コロナ禍にセラピー受け「レゴでADHDの症状をコントロール」

 英シンガーソングライターのアン・マリー(32)は、レゴを作ることで注意欠陥多動性障害(ADHD)の症状をコントロールしているという。

 英シンガーソングライターのアンは10代の頃から精神的な健康状態に悩むようになり、ADHDと診断され、2020年のコロナ禍でのロックダウン中にセラピーを受け始めたそうで、現在はレゴを使用中とウィメンズ・ヘルス誌に語っている。「私にとって健康とは、心が健康であること。私の脳との闘いは16歳の時に始まり、ADHDと診断されたの」「レゴを作ることで症状をコントロールしている。家に(レゴの)町があるわ。ロックダウン中に無感覚で最悪だった時、セラピーを始めた。そして2年間、毎週(セラピーを)受けたの」「セラピーはゆっくりとした、しかし素晴らしい旅だった。今は自分を思いやることができるけど、セラピーを受ける前はまったくそれがなかったわ」

 アンはまた、学生時代のボディイメージとの葛藤についても言及、「体重を減らすことが強迫観念となっていた。でも結局のところ、私は存在しない体の『完璧さ』を追い求めていたの」と振り返っている。

 そんなアンは以前、ポッドキャスト番組で、チーズスプレッドのサンドイッチしか食べず、吐くことへの恐怖症があるため、他のものを試すのをためらっていたことを明かしていた。「若い頃からサンドイッチばかり食べていたの。パパとママは、私がサンドイッチとパンしか食べなかったから、そのことで一度医者に行ったことがある。朝食はトーストにピーナッツバター、夕食はフィラデルフィア・チーズサンドイッチを2つ。他には何も食べなかった。その時期が終わってからは、チキンとエビを食べるようになり、それが私の境界線だった。気分が悪くなったり吐いたりしそうなものを口に入れるのが怖かったから、こんなことになったんだと思う。そういう恐怖症があるから、食べ物に関して私はいつもちょっと変だったんだ」

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