メーガン妃 名誉棄損でまた提訴される 一度は棄却も異母姉が再び申請
メーガン妃が異母姉サマンサ・マークルから再び名誉毀損で訴えられている。サマンサが、2021年にオプラ・ウィンフリーから受けた夫ヘンリー王子との共同インタビューでメーガン妃が「悪意ある嘘」をついたとして、7万5000ドル(約1100万円)の損害賠償を求めた同訴訟は、今年3月に一度棄却されたものの、再度申請され、来年11月に裁判が始まる予定だが、メーガン妃は出廷を求められていない。
棄却当時、連邦地方裁判所のシャーリーン・エドワーズ・ハニーウェル判事は、メーガン妃のコメントはただの意見に過ぎず、虚偽を証明することは不可能とした。
一方、サマンサは訴訟の中で、メーガン妃が異母姉とではなく「一人っ子として育った」とオプラに話していたことを指摘、自分は17歳下の同妃を学校に送り迎えし、宿題を手伝うなど「素晴らしい関係」にあったと反論していた。しかしハニーウェル判事は、同番組中メーガン妃が異母姉妹がいない、もしくはサマンサと無関係であることを示唆していたわけではなく、本人の主観的な体験に関するコメントを名誉棄損とすることはできないとした。
ニュースサイトのザ・デイリー・ビーストが入手したハニーウェル判事による文書にはこう綴られている。「分別のある視聴者は、被告には異母姉妹がいない、原告は存在しない、もしくは原告は彼女(メーガン妃)と無関係などと考えたりはしなかったはずです」「分別のある視聴者は、ただ被告が自分の子供時代や異母姉妹との関係について意見を述べたに過ぎないことを理解していました。よって被告の発言は客観的な検証、実証的証拠になり得ません。その発言が間違いであるという証明は不可能で、名誉毀損行為からは保護されます」。
訴訟の中でサマンサは、オミッド・スコビーとキャロライン・デュランド共著の『自由を求めて-ハリーとメーガン 新しいロイヤルファミリーを作る』の中で、自分がメーガン妃と面識もなく、全く遠い関係であり、粗悪な新聞記事で巨額の支払いを受けたと書かれたことを非難、しかしハニーウェル判事は著者でもないメーガン妃には同書の内容に関して責任がないとした。