ストーンズドラマー妻の遺産33億円 豪華別荘とともに遺族に相続 スタッフ2人にも給与2年分支払う
ザ・ローリング・ストーンズのドラマーだった故チャーリー・ワッツの妻シャーリーさんが、遺族に遺産1830万ポンド(約33億円)を残していたことが明らかになった。チャーリーの他界から16か月後となる昨年12月に84歳で帰らぬ人となったシャーリーさん、ザ・サン紙によると、18日に公表された遺言状には、娘セラフィナさん、孫娘シャーロットさん、兄弟のスティーヴン・シェパードさんが相続人として記されているという。
セラフィナさんには、フランス南部の豪華別荘も相続されたほか、シャーリーさんの2人のスタッフには、給与2年分に相当する額面が支払われるそうだ。
2021年8月に、がんの闘病生活の末80歳で他界したチャーリーと、シャーリーさんは、ザ・ローリング・ストーンズが結成される以前の1961年に、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アート在学中に出会い、シャーリーさんは彫刻を、チャーリーはグラフィック・デザインを学んでいた。
またシャーリーさんは、57年の結婚生活を通し、馬のブリーダーとして活躍、世界有数の厩舎のオーナーとなっていたが、今年7月には、チャーリーが所有していた200頭の貴重な馬のコレクションのほとんどが、新しい飼い主の元へ移されたことが報じられていた。