レオナルド・ディカプリオ 悲惨な未来の予想がすべて的中と警告
俳優のレオナルド・ディカプリオ(49)が、気候変動科学者たちが何年も前に予測していた「すべての」悲惨な出来事が地球を襲っていると警告している。俳優で環境活動家でもあるディカプリオ、2016年のマーティン・スコセッシ監督がプロデュースしたドキュメンタリー映画『地球が壊れる前に』の中で専門家たちから話を聞いた際は、恐怖を感じたそうで、今ではその時の警告がすべて「ほぼ正確に」的中しているのを目の当たりにしたという。
オブザーバー紙でディカプリオはこう語る。「映画『地球が壊れる前に』に出演したとき、NASAの科学者の1人と一緒にいたことを覚えているんだけど。最初に地球の地図を渡してきて、こう言ったんだ。『これを見てほしい。赤道沿いにあるものが見えるか』って」「『ああ、ロサンゼルスの僕が住んでいる場所の近くだ』って答えたんだ。でもこれは7年前のことだ。『地球が温暖化し始めると、火事が発生し、物が焼え始めて、干ばつがひどくなり木々は十分な抵抗力を持たなくなるだろう』って聞いた」「そして文字通り、何年かして大規模な森林火災のニュースを耳にするようになって。今はそのニュースを日常的によく聞くようになってる」「つまり科学者たちが予測していたことが、ほとんどそのまま起こり始めているのさ」
ハリウッドにあるコンサルタント会社のナショナル・リサーチ・グループによると、18歳から64歳の人々が持続可能な社会に関して最も信頼する有名人として、環境活動家のグレタ・トゥーンベリ、環境活動家としてノーベル平和賞を受賞したアル・ゴア元米副大統領、ジョー・バイデン米大統領を抑えてディカプリオが世論調査で選ばれていたという。