昨年10月に死去した米人気俳優 生前に素面を装い女性を虐待していた!?

 人気俳優マシュー・ペリーが生前、素面と嘘をつき女性を虐待した過去があったという。

 人気ドラマ『フレンズ』で知られるマシューは昨年10月に54歳で他界、その死亡現場では複数の処方薬が発見されていた。薬物とアルコールの依存症を告白していたマシューだがその数ヶ月後には回顧録で克服したと主張していた。

 今回、Usウィークリー誌の中で、3人の匿名の情報筋が、マシューの死亡時、隠された秘密がいくつもあったと証言、関係者やマシューの被害者とされる女性たちの名前は明かされていないものの、「彼は言葉で、感情的に、身体的に虐待をしていました」とある情報筋は告白、「人を繰る」性格で、「彼が知っていたのは、苦痛を与え、被害者を演じることだけでした」と続けた。

 そして、もう一人の情報筋は同誌に対し、マシューが「酷い人間」であることは否定しつつ、依存症によって「歪んでしまった」と語っている。

 2022年10月には、断酒するため約900万ドル(約13億円)を費やしたことを認めたマシュー、その時点で1年半の間すべての薬物を断ったと話していた。

 ちなみにロサンゼルスのパシフィック・パリセーズ地区にある600万ドル(約8億6千万円)のマシューの豪邸で警察が発見した処方薬の中には、抗うつ薬や抗不安薬が含まれていたが、違法な薬物はなかったという。

 最初の調査では、マシューがバスタブ内で死亡した時、体内にはフェンタニルや覚醒剤もなかったことが判明、最終的な検視報告書では、死因をうつ病の治療に使われる「ケタミンの急性作用」によるものとしていた。

 ちなみにマシューは、親友だった依存症の専門家モーガン・モーゼス氏と物理的な取っ組み合いをしたことがあるそうで、2022年3月に起きたとされる口論について「彼は(モーガンを)壁に投げつけ、何かを投げつけてベッドに押し倒したのです」とある情報筋が同誌に語っている。マシューは怒りが爆発すると壁を殴ったり、テーブルをひっくり返したり、物を投げたりすることで知られていたそうで、モーガンとの喧嘩で「悔しい思い」をしていたと、その情報筋は続けた。

 一方ある関係者は、20歳代前半の女性が2020年に、マシューから「オキシコドンや鎮痛剤などの薬物中毒にさせられた」として、精神的・心理的虐待で訴えると脅したと指摘しているが、その女性は「示談」し、秘密保持契約(NDA)に署名したため公になることはなかったという。

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