米俳優 実弾誤射事故 大陪審により過失致死罪で起訴 昨年4月に一度は起訴を取り下げ
俳優のアレック・ボールドウィン(65)が、主演映画 『ラスト』誤射事故で、ニューメキシコ州大陪審により過失致死罪で起訴された。
2021年、同州で行われていた撮影で、撮影監督のハリーナ・ハッチンスさん(享年42歳)がアレックが持っていた銃の誤射により死亡、アレックは州大陪審により起訴されたかたちだ。
第4級重罪で有罪となれば、最高1年半の懲役が言い渡される可能性があるが、アレックの弁護団は、無罪が認められる自信を見せており、『エンターテインメント・トゥナイト』への声明で「出廷の日を楽しみにしている」と話している。
昨年4月に検察は起訴を取り下げていたが、同10月、「ハリーナ・ハッチンスさんの死において刑事責任を負うことを示すと思われる新たな事実が明らかになった」として、アレックを再び起訴する意向を明らかにしていた。
アレックは、当初からハッチンスさんの死に至らしめた小道具の銃の引き金を引いていないと主張してきている。
一方で、過失致死罪と証拠改ざん罪で昨年1月に起訴され、無罪を主張している同映画の武器責任者のハンナ・グティエレス=リードの裁判は、来月開始予定となっている。