人気俳優 映画撮影中に共演者のアカデミー賞俳優から仕事もらう「撮影終了の頃に仕事が決まったことを知った」

 米俳優オースティン・バトラー(32)が、『エルヴィス』の共演者トム・ハンクスから『マスターズ・オブ・ザ・エアー』主演の機会を得たという。

 ディズニーの子役を演じてきたオースティンは、バズ・ラーマン監督の2023年の超大作『エルヴィス』でタイトルロールを演じ、マネージャーのトム・パーカー大佐役のトムと共演、撮影が終わる前に、トムが戦争ドラマシリーズ『マスターズ・オブ・ザ・エアー』での仕事を見つけてくれたそうだ。

 イギリスのテレビ番組『ディス・モーニング』に出演した際、オースティンはこう明かしていた。「『 エルヴィス』の撮影終了の頃に、『マスターズ・オブ・ザ・エアー』の仕事が決まったことを知ったんだ」「『エルヴィス』でどうなるかわからなかったから、次の仕事を探していたら、トムが第二次世界大戦のものをやっていると言ったんだ。それがこの仕事が実現したきっかけだった」

 Apple TV+配信の同ドラマシリーズは、第二次世界大戦のミニシリーズ『バンド・オブ・ブラザース』や『ザ・パシフィック』を手がけたスティーブン・スピルバーグとトムが製作総指揮を担当、オースティンは、「(スピルバーグとトムとの『マスターズ・オブ・ザ・エアー』での仕事は)特別だった。新兵訓練所では、トムが来て、そこにいた全員に熱いスピーチをしたんだ。この業界で最高のチームだよ」と振り返り、チームの一員になれたことを光栄に思うと続けた。

 そんなオースティンは以前、同ドラマシリーズのための過酷なトレーニングは、長い間エルヴィス・プレスリーの世界に浸っていたオースティンにとって完璧な強壮剤だったとトータル・フィルム誌に語っていた。「(エルヴィスの後)すぐにブートキャンプに入ったんだ。ジャンプスーツを着てステージに立っていたのが、作業服を着た50人の男の1人になったんだ。それは本当に謙虚になったし、均一性というものが僕を浄化し始めたんだと思う」

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