『ゴーストバスターズ』俳優、3体の霊に取り憑かれる 曾祖父、祖父、父も霊&超常現象の専門家
俳優のダン・エイクロイド(71)が、『ゴーストバスターズ』のインスピレーションとなった農家で霊に取り憑かれた体験を語った。1984年の大ヒットコメディ『ゴーストバスターズ』で超常現象オタクのレイモンドを演じたことで知られるダンの曽祖父は有名な霊能者であり、また電話技師であった祖父は無線技術を使って死者と接触する可能性を研究していたほか、父親のサミュエル・エイクロイドは超自然現象の歴史に関する本を出版している。
3月29日に日米同時公開となるシリーズ最新作『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』で博士となったレイモンド役を再演しているダンは、エンパイア誌でこう回想している。「『ゴーストバスターズ』のアイデアが生まれた場所である農家で、父が持っていたアメリカ心霊研究の雑誌を読んでいた。何年も前に、友人と2階に上がると、3体のS字型の霊が踊り場を横切って互いを追いかけているのが見えたんだ。かつて生きていた人間のエネルギーが、侵入するために戻ってきたんだ!私たちはすぐにそこから逃げ出したよ」
また幽霊を見るだけでなく、ダンは物体が善と悪の両方の霊に憑依されることもあると信じているという。1989年に亡き友人マイケル・ジャクソンの『リベリアン・ガール』のビデオに出演したことがあるダンは、かつてマイケルから幽霊の出るキャビネットを所有していたことがあると明かされたそうだ。「物によっては霊が宿ることがあるんだ。マイケル・ジャクソンは、ドイツで買ったキャビネットに霊が取り憑いていると話していた。何かが起こっていた。彼はそれを処分しなければならなかったんだ」
さらに妻のドナ・ディクソンと同居していた旧宅で、物が動いたという体験をダンは明かしてもいた。「しばらく前、私たちの旧宅で、ある晩眠りに落ちようとしていたら、突然カチャカチャという音がして、ドナのブレスレットとイヤリングがベッドサイドテーブルの上で埃を巻き上げながらダンスをしているのが見えたんだ。でも、それは必ずしも霊が操っているわけではなく、おそらく私自身の中の未処理の念力によるものだった。今はビヴァリー・ダンジェロがあの家に住んでいて、まだ何かあると言っているよ」