エリック・クラプトンとジョージ・ハリスンの元妻モデル、赤裸々な三角関係の手紙をオークションに出品

 モデルから写真家に転身したパティ・ボイド(79)が、エリック・クラプトンと故ジョージ・ハリスンさんの元夫2人から受け取ったラブレターをオークションに出品する。パティは、ジョージとエリックから送られた手紙を読むのは 「胸が張り裂けそう」だと明かしている。

 2001年に亡くなったジョージと結婚中にジョージの親友エリックから求愛されていたパティは、こうデイリー・テレグラフ紙に語っている。「何年も、あまりにも長い間、これらの手紙を持っていた。けど、全てを売って、みんなに楽しんでもらおうと思ったの」「エリックからの手紙は、とても必死で情熱的で、一生に一度しか咲かない情熱だと思う。今でもあの手紙を読むと、ひどく悲しくなる」「小さなトランクに入れていて、ときどき目にして読み始めると、心臓がドキドキと飛び跳ねて、胸が張り裂けそうになるの。その美しさはあまりにも痛々しくて」

 パティがジョージと結婚して4年目の1970年にエリックから送られた最初の手紙には、3人の三角関係が赤裸々と綴られており、エリックは「これらの質問はすべて、とても不謹慎なものだとわかっているけど、もし君の心の中にまだ僕への気持ちがあるのなら、僕に教えてほしい!愛をこめて、E.」と尋ねている一方、1971年のジョージからの手紙は、ニューヨークのプラザホテルから送られたもので、クッションの買い物についてや、「君が元気でいることを願っている。会いたいよ」とパティに電話するように頼んでいる。

 パティ・ボイド・コレクションは、3月8日から22日までオンラインで出品され、3月15日から21日までロンドンのクリスティーズで一般公開される。1通1万ポンド(約200万円)から1万5000ポンド(約300万円)の値がつくと予想される手紙のほか、デレク・アンド・ザ・ドミノスの1970年のアルバム『いとしのレイラ』のジャケットの原画、ジョージとのツーショット写真、エリックがお気に入りのギターを持っているポラロイド写真なども出品される。

 パティは、1989年に10年間の結婚生活の末に離婚したエリックがオークションに出品することを了承していると語っている。

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