ベテラン舞台女優が死去 享年76歳 『セックス・アンド・ザ・シティ』など出演 トニー賞監督「偉大さ」に敬意
ベテラン舞台女優で、『セックス・アンド・ザ・シティ』、『LAW ORDER:性犯罪特捜班』などのテレビ番組や、2017年の映画『ローマンという名の男 -信念の行方-』にも出演したリンダが、2月23日にニュージャージー州ニューブランズウィックの病院で亡くなったことを、息子のデイビッド・グラヴァットさんがハリウッド・リポーターに認めている。
幼い頃に『王様と私』でブロードウェイのデビューを果たし、9歳にしてカーネギーホールで初舞台を踏んだリンダ、1971年にハワード大学を卒業した後、オフブロードウェイ作品に多数出演し、ブロードウェイでは『熱いトタン屋根の上の猫』などのオリジナルキャストとして活躍した。
トニー賞を受賞したケニー・レオン監督は、リンダの「偉大さ」に敬意を表し、写真をインスタグラムで共有、こう綴っている。「変わらない偉大さ。安らかにお眠りください、リンダ・グラヴァット、最も貴重な俳優 」
また、女優のヴィオラ・デイヴィスは「なんてこと!あらゆる面であなたを愛していたわ。一緒に仕事をして、一緒に笑い、あなたの無限の知恵を与えてもらうことができて最高だった。安らかに。愛しているわ」とコメント、2人が一緒に写っているたくさんの写真と共に追悼の言葉を自身のインスタグラムに「偉大さ。それこそがあなた、偉大な心、偉大な女優、偉大な友人。永遠に愛している。リンダ・グラヴァットよ、安らかに」と綴った。
リンダには2人の息子、5人の孫、妹でドキュメンタリー作家のジューン・クロスがいる。