お揃いのタトゥーで亡きメンバーを偲ぶ 一世を風靡したダンスボーカルグループが明かす デザインには故人への「小さな♥」

 英ダンスボーカルグループのS Club (エス・ クラブ)が、お揃いのタトゥーを入れてメンバーだった故ポール・キャタモールをトリビュートした。

 昨年4月に46歳で心不全のため亡くなったポール。メンバーの1人であるブラッドリー・マッキントッシュが、エンターテイメント・トゥナイトに「先日ベニスビーチで『Good Times』のお揃いのタトゥーを入れたんだ」と語り、グループがポールに永遠の賛辞を送ったことを明かした。デザインには「ポールへの小さなハート」が入っているという。

 27日に結成25周年を祝う「グッド・タイムス・ツアー」のアメリカ最終公演をバンドにとって思い入れのある街、ロサンゼルスのオルフェウムで迎えたS Clubは、ポールの死去後にツアーの名称を変更していたという。コンサートツアーにはブラッドリーのほかジョン・リー、ティナ・バレット、ジョー・オメーラ、レイチェル・スティーヴンスが参加、ポールと交際していたハンナ・スペアリットは再結成に参加しなかった。

 レイチェルは「やらないという選択肢はなかった。ただ、違うものに変わっただけだと思う。だって、アコースティックのショーはポールがやろうとしてたことだったから」と語ったほか、ブラッドリーは「ポールはツアーをすることをとても楽しみにしていた。もしツアーを中止していたら、彼は僕らに本気で怒っていたと思う。本当にそう思うよ」とポールを偲んでいた。またティナが、残されたバンドメンバーがポールの家族と連絡を取り合っていることを明かしている。

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