女優のヘレン・ミレンに自身のバービー人形が贈呈された。

　歌手のカイリー・ミノーグと共に、バービーの６５周年記念の年に「女性の語り部」としての功績を称えられ、自らの人形を贈られた８人の有名女性人のうちの１人となったヘレンは、この栄誉について「とても特別なことで、大英帝国勲章、アカデミー賞受賞、ハリウッドの殿堂入り、そして自分のバービーを持つという、私のお気に入りの功績リストに加えることができるものです」と喜びを語った。

　ヘレンのバービー人形は、昨年フランスのカンヌ国際映画祭で着用した衣装を再現したコーンフラワーブルーのドレスと髪型で、映画『クィーン』でアカデミー賞主演女優賞を受賞した際に授与されたオスカー像を握りしめている。

　「人形の精巧さと細かさは素晴らしいわ。バービー人形が私のお気に入りのレッドカーペットでの衣装を着ているのも素敵ね。青い髪にしたのは初めてだったから、とてもエキサイティングな気分だったわ」「シアトリカルなファッションや、ファッションを楽しむことがもたらす喜びを受け入れたいし、それは年齢を問わないものであるべきだと思う。ミニチュアのオスカー像も握っていて、本当に完璧だわ」

　ヘレンとカイリーのほかには、歌手のシャナイア・トゥエイン、女優のヴィオラ・デイヴィス、モデルの藤田ニコル、コメディアンで活動家のエニッサ・アマニ、映画監督のリラ・アヴィレス、コンテンツ・クリエイターのマイラ・ゴメスの人形が製作された。また、以前には、テニス選手の大坂なおみ、オリンピックスケートボーダーのスカイ・ブラウン、コロナワクチン開発者のサラ・ギルバート教授、ボクサーのニコラ・アダムスら女性有名人たちの人形が作られている。