大物女優 共演俳優との性的関係の強要を実名入りで告白 「より良い」演技求めプロデューサー望む
大物女優シャロン・ストーン(66)が、共演俳優と性的関係を持つよう迫ったというハリウッドを代表するプロデューサーの名前を挙げた。『氷の微笑』で知られるシャロンは、2019年に89歳で亡くなった故ロバート・エヴァンスが、1993年の『硝子の塔』の撮影中に共演者ウィリアム・ボールドウィン(61)から「より良い」演技を引き出すため、ウィリアムと自分が親密になることを望んだと明かしている。
シャロンはポッドキャスト番組『ルイ・セロー・ポッドキャスト』でこう語った。「彼はサングラスをかけてオフィス中をウロウロ回りながら、私にこう説明した」「私はウィリアム・ボールドウィンと寝るべきで、なぜならウィリアム・ボールドウィンと寝れば、ウィリアム・ボールドウィンの演技が良くなるからって。彼の演技が良くなる必要があって、それが問題になっていた」
2人がベッドインすることで「スクリーンでの相性」が良くなると確信し、それが「映画を救う」ことになるとエヴァンスがシャロンに伝えた一方、シャロンは「本当の問題は、私がとてもお堅かったこと」と考えているそうで、ウィリアムの代役に自分が挙げた俳優たちの提案に製作チームが耳を貸さなかったことにも苛立っていたそうだ。
またシャロンは、「(『氷の微笑』で)マイケル・ダグラスとセックスする必要はなかった」「マイケルは撮影現場に来て、やるべきことを知っていた。セリフを言い、リハーサルをして、現場に現れた」「それが突然、私は 人とそういう行為をしなければならない仕事をしているってなったわけ」と続けた。
シャロンは2021年に出版した自叙伝『ザ・ビューティー・オブ・リビング・トゥワイス』の中で、共演俳優との性的関係を強要されたことを暴露したものの、プロデューサーや俳優の名前は出していなかった。
降板されることを覚悟でプロデューサーたちに「演技をするのが私の仕事」と言ったというシャロン、最終的に、批評家たちに酷評されながらも『硝子の塔』は2億8000万ドル(約413億円)の興行収入を記録した。