『キック・アス』などで知られる俳優のアーロン・テイラー＝ジョンソン（３３）が、ジェームズ・ボンド役の「正式オファー」を受けたという。「００７」シリーズを製作するイーオン・プロダクションズは、最新作のクランクインを年内に予定しており、１５年間ボンド役を務めて降板したダニエル・クレイグの後任にアーロンを選んだと報じられている。

　ある関係者はザ・サン紙にこう話している。「ボンドはアーロンの仕事です。彼が引き受ければですが。現在正式オファーが出されており、返事を待っている状態です」「イーオンは、アーロンが数日中に契約書に署名した後、大きな発表の準備を始める意向です」

　２３歳年上の映画監督のサム・テイラー＝ジョンソン（５７）を妻にもつアーロンは、『００７／ノー・タイム・トゥ・ダイ』を最後に降板したダニエルの後任候補として同じく噂されていたヘンリー・カヴィルやイドリス・エルバよりも群を抜いて最有力候補と考えられていた。

　アーロンは最近受けたヌメロ誌のインタビューで、ボンド役と関連づけられていることは「チャーミング」だとして、「人々があの役に僕を考えてくれることはチャーミングだし素晴らしいと思うよ。それってすごい誉め言葉だ」と語っていた。

　そんなアーロンは、昨年８月のエスクァイア誌のインタビューでボンド役について質問された際には「今自分の手の中にあるものに焦点を当てている」「僕の目の前にあるものにね」と語り、それ以上の言及を避けていた。