有名俳優 家庭生活が「ポジティブなものを与えてくれる」 一時は酒と薬物依存症で苦しんだ日々
有名俳優ロバート・ダウニー・Jr.(58)は、幸せな家庭生活により「自分の神経症にポジティブなものを与えてくれる」と語っている。
1990年代後半から2000年代前半にかけて、人生とキャリアを台無しにした酒と薬物依存症を断ち切ったロバートは、現在、俳優業から離れた際の余力を、妻スーザン・レヴィン(50)と2人の子供たちのために安定した家庭を築くことに費やしているという。
ロバートはピープルに対し、家庭内の至福についてこう語っている。「正直なところ、僕の神経症にポジティブなものを与えてくれるんだ」「(スーザンに)キッチンを違う色に塗り替えるべきか、もしくは彼女のオフィスに新しいラグはどうかなんて聞けるのがとてもうれしい」「僕が駆け出しのインテリアデザイナーのようだと言ってるんじゃない。でも人間には2種類いて、僕はカーテンを気にするタイプなんだ」
最初の妻デボラ・ファルコナー(58)との間に息子インディオ(30)をもうけているロバートには、再婚して18年になるスーザンとの間に、エクストン君(12)とアヴリちゃん(9)の2人の子供がいる。
同誌の取材に同席したスーザンはこう付け加えている。「私たちは皆、彼の遊び心が大好きなの」「私は信じられないほど安定した家庭で育ったけど、ロバートの家庭は言うなればそれ以下だった」「でも、彼は本当の家庭的な雰囲気をもたらしてくれる人なの。私はただ、すべてがうまく機能しているか、うまく回っているかを確認するだけ」「彼は(子供たちが)気にかけていることを何でも気にかけている。それが何であれね。「彼は、おそらく彼が必ずしも持っていなかった安定を切望していて、だからそれを提供したいと思っているのだと思う」
そんなロバートは、『オッペンハイマー』でアメリカ原子力委員会委員長のルイス・ストローズを演じ、今年のアカデミー賞で助演男優賞を受賞、自身のアイドルであるアル・パチーノ(83)が同作に作品賞を授与するのを見たのがいかに素晴らしかったかについても明かしている。ロバートはこう語った。「地球上で最も好きな人間の一人であるアル・パチーノが作品賞を贈るなんてクレイジーだよ」「僕が初めてノミネートされた時(1993年、『チャーリー』で)、『セント・オブ・ア・ウーマン/夢の香り』で彼が受賞したのもクレイジーだよね」