米俳優 破産寸前で自らの死亡事故考えた過去を明かす 家族救うため生命保険目当ても思い直して約1年後に大人気ドラマ出演「トンネルの先の光だった」

 俳優ジャンカルロ・エスポジート(65)は家族を救うため、自らの死亡事故を企てようとしたという。元妻ジョイ・マクマニガルとの間に4人の子供がいるジャンカルロは、『ブレイキング・バッド』で麻薬犯罪組織の大物グスタポ・“ガス”・フリング役を手に入れる約1年前の2008年に破産しそうになり、家族が自身の生命保険を受け取れるよう自らの死を計画し始めたという。

 シリウスXMの『ジム+サム』に出演したジャンカルロは、こう振り返っている。「私の脳内の解決策は『誰かが自殺したら、生命保険をもらえるのか?彼らに支払われるのか?』だった」「妻はどうして私がこのようなことを聞いていたのか、検討がつかなかったと思うよ」「私は計画を始めた。もし誰かが私に衝突し、偶発事故で死んだら、(私の子供たちに)保険が支払われる」「私には子供が4人いた。彼らに人生を生きてほしかったんだ」「人生において辛い時期だったよ。彼らが生き延びるために、自らを消すことを文字通り考えていたんだから。それほどどん底にいたんだ」

 最近話題のドラマ『ジェントルメン』にも出演しているジャンカルロは、自らの死は家族に「生涯のトラウマ」を残すことになると考え、思い直したそうで「それが最初に考えた解決策だった。でも、そうすれば子供たちは私を失う」「その痛みが生涯続くことから、これは妥当じゃないと考え始めたし、私が離れようとしている世代のトラウマをただ延長する生涯のトラウマを与えることになるってね。トンネルの先の光は『ブレイキング・バッド』だった」

 そんなジャンカルロスは以前、『ブレイキング・バッド』の26エピソード、その前日譚ドラマ『ベター・コール・ソウル』の34エピソードで演じたガス役を中心としたスピンオフドラマへの意欲を語っていた。

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