ベアトリス王女の元恋人が死去 享年41歳 「薬物過剰摂取による死亡として捜査」とマイアミ市警の巡査
ベアトリス王女(35)の元恋人パオロ・リウッツォさんが死去した。41歳だった。警察は通報を受け、2月7日午後3時22分にホテル、シティズンMマイアミ・ワールドセンターの一室に駆け付けたところ、パオロさんを発見したという。死亡時刻は午後3時34分と伝えられている。
マイアミ市警のマイケル・ベガ巡査は、ザ・サン紙にこう話している。「薬物過剰摂取による死亡として捜査されました」「捜査は継続中です」
フロリダ州法により、パオロさんの正式な死因は公表されていない。
アンドルー王子と元妻セーラ・ファーガソンの長女でウィリアム皇太子のいとこにあたるベアトリス王女は、17歳だった2005年にパオロさんと交際を開始、2006年にベアトリス王女が一家でスイスのヴェルビエにスキー旅行に行った際、パオロさんが参加したことで2人の交際が公になったが、同年末に別々の道を歩むことになった。
パオロさんの遺体は飛行機でニューヨーク州ロングアイランドに運ばれ、2月16日に葬儀が行われた。
ベアトリス王女は、自身の母親が皮膚がんと診断された数週間後に元恋人の死を知らされたという。
セーラ元妃は以前、パオロさんについて次のように語っていた。「私たちにはそれぞれの旅があり、自分の道を学ばなければなりません。でもベアトリスはもうすぐ18歳になる分別のある女の子で、パオロさんを含め、たくさんの友達がいます」
パオロさんは2002年、ホーリー・クロス大学の仲間が死亡した後、過失致死罪で起訴されたが、後に暴行罪に格下げされ、100時間の社会奉仕活動を命じられていた。
一方、ベアトリス王女は2020年、不動産開発業者のエドアルド・マペッリ・モッツィさん(40) と結婚し、2人の間には2歳の娘シエナちゃんがいる。