キース・リチャーズが仰天告白 ロックは「聴いたことがない」 ラップは「音痴のためのもの」
ザ・ローリング・ストーンズのギタリストのキース・リチャーズ(80)は、ロック・ファンではないという。キースは、ブルースは大好きでずっと聴いているものの、ロックはもう何十年も聴いていないそうだ。
英デイリー・スター紙にキースはこう語っている。「いや、ロックバンドは聴いたことないな。チャック・ベリーやマディ・ウォーターズを聴いて育ったんた」「それをアメリカにお返ししたんだよ」「それが俺たちがやったことで、自分たちらしいものを加え始めた。でも、その後に何が起こったかについてはあまり興味ないね」
キースはまた、ラップは「音痴」のためのもので、自分を満足させてくれないとし、以前ニューヨーク・デイリーニュース紙にこう語っていた。「ラップが印象的だったのは、世の中には音痴の人がたくさんいるということを示したことだ」「彼らに必要なのは、ドラムのビートと、それに合わせて叫ぶ人だけだ。それで満足ってわけさ。音痴のための巨大な市場があるということだ」
一方ミック・ジャガーは以前、キースとアパートをシェアしていた時、ザ・ビートルズの曲をノンストップで聴かされるのにうんざりしていたと明かしていた。キースが、かつてのライバルのポップなヒット曲に夢中になっていたことから、ストーンズの曲の多くがザ・ビートルズの音楽に影響を受けているとして、モジョ誌の取材に応じたミックはこう語っていた。「もともとキースは本当にポップな人だった」「つまり彼はいつもザ・ビートルズを聴いていて、そういったポップな曲ばかり作り、僕はそんな曲の歌詞を書いていただけだった」「アパートをシェアしていた時は、ザ・ビートルズの曲ばかり流れていて気が狂いそうになった」「キースはある意味でそれを忘れてしまったようだけど、彼は『ルビー・チューズデイ』や『夜をぶっとばせ』といった曲を書いた」「人は『ブルース好きはキースだった』って言うだろうね」「僕は今ではポップスが本当に好きで、いつも聴いているけど、キースはそうじゃない」「僕自身、まだブルースが好きだよ。でもダンスミュージックも好きだ。キースはあまり好きじゃないけど」