アンジェリーナ・ジョリー 元夫ブラピに冷たい態度をとるよう子供たちに指示していた ワイナリー巡る裁判で元警備員が証言
アンジェリーナ・ジョリーは、子供たちが父ブラッド・ピットに対して冷たい態度をとるよう仕向けていたという。15歳から22歳までの6人の子供がいるアンジェリーナとブラッドは2016年9月に破局、しかし現在も夫妻が共同所有していたワイナリー「ミラヴァル」を巡る裁判が続いており、今回ブラッドの弁護団が、子供たちが父親と会う際に口を利かないようアンジェリーナが指示を出していたことを元警備責任者が証言したと明かしたかたちだ。
新たに提出された裁判書類によると、アンジェリーナは警備員たちが自身や家族に関して沈黙を保つよう秘密保持契約書に署名させていたそうで、フォークランド紛争に従軍し、現在は自身の警備会社を運営するトニー・ウェッブ氏は、ある日電話をかけてきたアンジェリーナの秘書から、警備員2人が同契約書に署名したにも関わらず家庭裁判所で証言する構えであることから、実行したら「ジョリー氏が訴える」と警告されたという。
また、その警備員の1人、夫妻が手掛けた2015年作『白い帽子の女』の警備を担ったロス・フォスター氏が、「ジョリー氏が、ピット氏と面会の際には、彼とあまり時間を過ごさないよう子供たちを促していたという供述について証言するつもりだと言っていた」とウェッブ氏は続けている。
ウェッブ氏の会社のスタッフ2人が証言したことで、アンジェリーナから解雇されたウェッブ氏は、現在はブラッドのもとで働いているという。
このことに関して、ブラッドの弁護士は、「ボディガードを沈黙させ、閉ざされたドアの向こうで実際に起こったことを真実に基づいて証言することを阻止」するために秘密保持契約を「不適切な方法」で使用したとアンジェリーナを非難、「秘密保持契約をピットが不適切に使用したというジョリーの虚偽の告発と酷似している」と指摘している。
一方でアンジェリーナの弁護団は、最近の申し立てで、2016年にフランスからカリフォルニアに向かっていたフライト中に、酒に酔ったブラッドが暴力を振るったとする、離婚に繋がった事件以前にもブラッドが「虐待」を繰り返してきたと指摘、また今回の主張に対しては、ブラッドが「彼の嘆かわしい行動」を隠そうとしていると非難している。