故レイア姫女優 死因の薬物乱用は「『スター・ウォーズ』復帰のプレッシャー」

 歌手のジェームス・ブラントが、女優の故キャリー・フィッシャーがまた薬物に手を出したのは『スター・ウォーズ』復帰のプレッシャーからだと語った。2000年代にファーストアルバムをレコーディングしている最中はロサンゼルスにあるキャリーの家で暮らしていたほど親しかったジェームスは、「スター・ウォーズ」シリーズへの復帰にあたり、スリムになるよう製作陣から求められたことで、キャリーが薬物を使うようになったと考えているという。

 2016年、ロンドンからロサンゼルスへ向かう飛行機の中で心停止に陥り、60歳で他界したキャリーは検視の結果、体内からコカインやエクスタシー、アヘンや酒という危険な組み合わせが検出されていた。

 ジェームスはヘイ・リタラリー・フェスティバルに出演した際にこう語っている。「彼女が亡くなる前日、うちに来たとき、彼女が体を痛めつけてるとただ感じたんだ。彼女は『スター・ウォーズ』新作でレイア姫の仕事を得たところだった」「だから彼女はすごくテンションが高くて前向きだったけど、細くなるようにかなりのプレッシャーをかけられてた。そういうもんなんだよ。だから彼女はこの業界では、男性は年を重ねても良いとされるけど女性は違うと、女性としての難しさを口にしていたものだ」「自分にすごくプレッシャーをかけていたから、またドラッグに手をだすことになってしまったんだよ」「だから飛行機に乗った時、自分で命を絶ってしまったようなものだった。心不全と言われているけど、すごい量のドラッグを彼女は摂取していたんだ」

 キャリーは以前、2015年作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』出演のため、35ポンド(約16キロ)減量したことを明かしており、「私全部を雇いたかったんではないの、4分の3だけ!」「何も変わってないわ。容姿がすべて。私は体重と見た目だけの業界にいるの」「ひどい話よね。若くなれとか言うんじゃないかしら。だってそれって簡単なことなんでしょ」と口にしていた。

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