人気ラッパー 元アシスタントへのセクハラメールで訴訟沙汰に さらに契約違反、不当解雇などでも訴えられる

 人気ラッパーのカニエ・ウェスト(46)が、アダルト系SNS「オンリー・ファンズ」のクリエイターからセクハラで訴えられた。RadarOnline.com によると、2021年にカニエのパーソナルアシスタントとして雇われたローレン・ピスチオッタは、性的妄想が語られたメールがカニエから送られてきたとして今回訴訟を起こしたという。

 更にカニエは1年後、ローレンに対しオンリー・ファンズのアカウントを削除するよう要請、同SNSで稼ぐはずだった100万ドル(約1億5500万円)を保証すると約束したとされている。

 TMZによると、カニエからの疑惑のメールにはこう書かれている。「俺の問題はこうだ。ファックしたいが、いざファックをすると、相手の女にどれだけハードにやっているかを言って欲しくなる。そしてその女には俺を裏切り浮気して欲しいんだ」

 その後メール内でのカニエの妄想は、「俺のディック(性器)は人種差別主義者か?そうだろうな。これは相当人種差別主義のディックだ。俺はこの酷い人種差別主義のディックを人種差別主義ゆえぶっつぶす」と書かれており、さらに卑猥な表現へと暴走している。

 裁判書類によるとカニエは、ローレンとの電話での会話中、自慰をしながら、何か音が聞こえるか、自分が何をしているかを尋ねてきたこともあったという。

 更にローレンはカニエが、自分のボーイフレンドたちとの行為の詳細について執拗に知りたがっていたと主張、猥褻な動画を何度も送ってきたそうで、その後、カニエが経営する複数の会社で給料400万ドル(約6億2800万円)のチーフスタッフに昇格したそうだ。

 しかしカニエはその役職からローレンをクビにし、解雇手当として300万ドル(約4億6500万円)をオファーし、ローレンもそれに同意したものの支払われることはなかったとしている。

 今回ローレンはセクハラに加えて、契約違反、不当解雇、敵対的な職場環境を作ったとしてカニエを訴えている。

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