映画『13日の金曜日』出演俳優が死去 享年67歳 女優妻「今、悲しすぎて何も書けません」
俳優のエリック・アンダーソンが、がんとの闘病の末亡くなった。67歳だった。4日、女優の妻サクソン・トレイナー(60)が自身のインスタグラムで発表した。
サクソンはエリックの訃報を「夫のエリックが今朝亡くなりました」と伝えたが、「私は今、悲しすぎて何も書けません」として、義兄のマイケル・オマリーの言葉を投稿、そこにはこう綴られている。「彼は昔の番組『サーティサムシング』に出演し、『フェリシティの青春』ではフェリシティの父親を演じ、映画『13日の金曜日』では地下室で殺されました」
またエリックが『スタートレック』に出演したことにも言及しつつ、「彼は聡明で面白い人で、素晴らしい料理人でした。アマゾンで購入可能な素晴らしい小説も3冊書いています」「寂しくなりますが、彼の試練は終わりました」と続けた。
近年は表舞台から遠ざかっており、2020年の短編映画『ゾーズ・フー・ウェイト』が遺作となった。
サクソンの投稿のコメント欄には、エリックのファンからの思い出や、家族へのお悔やみの言葉が多く寄せられており、その多くには「演技の達人」だったと書かれている。
また『イエロー・ストーン』などに出演しているブラッド・シュミットは「君のことを想っているよ」とサクソンんに応援のメッセージを送っている一方、『フェリシティの青春』でエリックの妻を演じたイヴ・ゴードンは「私の素晴らしい友人、エリック・アンダーソンが別れを告げた。彼はこの世界の偉大な人物の一人だった。彼が大好きだったわ。あなたが彼を知っていたらと思う。彼みたいな人はいなかった」「とても面白くて、その日その日に何があってもすべてにオープンで、意地悪なほど皮肉屋で、同時に陽気だった。私たちは何時間も一緒にいて話をしていた。彼はとても頭が良かった」「ああエリック、これを見て、私は過去形を使っているのよ」「友よ、また夢や異次元で会えるといいな」「高く飛べ、友よ」と綴っている。