人気ラッパー 元アシスタントにセクハラメールを送信で訴訟 裁判書類で内容明かされるも本人は全否定
人気ラッパーのカニエ・ウェスト(47)が元アシスタントに自らの性生活を綴ったメールを送っていたという。2021年にパーソナルアシスタントとして雇われたローレン・ピスチオッタは今月3日にカニエに対する訴訟を起こしていたが、裁判書類の中でカニエからのメールの内容を明かしていたことがわかった。
カニエのメールには「ある時俺はバイアグラを飲んで、(あるセレブリティを)3時間やりまくった。なぜ今それを思い出したのかは不明だ」とあり、他にも「(名前削除)の携帯番号を持っているか?俺は奴に、自分の女の何人かをやってもらう必要がある。奴が女どもとやりまくって、今度は俺がその女どもとやっている間にそのことをしゃべらせる、最高だ」
カニエは他にも、自分の付き合う女性が、大きな性器の男性と浮気をして欲しいという内容のメールをローレンに送り、自分の股間は「人種差別主義者」と話してもいたという。
ローレンはまた、性機能やパフォーマンスが向上するローションを買いに行かされたと主張、カニエから、自分のアシスタントを酷い目に遭わせて逮捕される妄想を告白されたとしている。
2022年の反ユダヤ主義発言で、多くのブランドから契約解除されたカニエだが、ローレンの訴えに関しては全否定しており、担当弁護士は今月始めにこう発表していた。「アシスタントとしての解雇の前に、ピスチオッタ氏は彼(カニエ)の携帯電話を盗み、彼女の訴えに矛盾する記録を破棄しようとしましたが、全て保存されています」「資格がなく、法外な金額の要求(1年間の給料400万ドル(約6億2800万円))、本人の淫らな乱れた行為により解雇されました」
そして弁護士は、ローレンがカニエの誕生日にカニエにセックスをオファーしたと指摘、カニエはそれを断ったとした。更にローレンはカニエに一方的にヌード画像や性的なメッセージを送り、仕事時間中にオフィスでお尻を振るダンスもしていたという。
ローレンへの訴訟を起こす予定だというカニエだが、まだ申請はされていない状況だ。
一方ローレンは、目の前でカニエが自身の性器を触るのを見せてきたとも主張、2022年9月からスタートした自身の職務はカニエのために週7日勤務、毎日24時間予定を空けることを条件に400万ドルのオファーだったとしている。そして1か月後にローレンはクビにされたものの、同意した解雇手当300万ドル(約4億6500万円)は支払われることはなかったという。
今回ローレンはセクハラに加えて、契約違反、不当解雇、敵対的な職場環境を作ったとしてカニエを訴えている。