世界的な伝説バンドの80歳のボーカル シャウトは「もうやらない。声帯に負担がかかる」「みんなが悲鳴を上げればいい」

 ザ・フーのロジャー・ダルトリー(80)は、ライブの前にセットリストを調べるファンに「うんざり」しているという。12日にソロでセミアコースティックの北米ツアーを開始するロジャーだが、どの曲を演奏するかについては意図的に口を閉ざしているそうだ。

 ロジャーはビルボードにこう語っている。「曲について話すつもりはない」「曲を明かす人が多すぎる。みんながセットリストを見たがるから、近頃のコンサートではサプライズがない」「もううんざりだ。インターネットのせいでライブが台無しになったと思う。誰が次に何が来るか知りたいと思うんだ?みんなサプライズを忘れている。我慢できないよ」

 一方、『無法の世界』を演奏することは明かしたロジャーだが、同曲の象徴的なスクリームをお披露目するつもりはないようで、「55年間も叫び続けてきた。もういいよ」「今はやろうとも思わない。声帯に負担がかかるんだ」「みんなが悲鳴を上げればいい。俺は他の全てのことをする」「最近は歌うことにもっと興味がある。80歳になった今、自分はそれでいいはず」と続けた。

 そんなロジャーは最近、ザ・フーのアバターライブはありえないと語っていた。バンド仲間のピート・タウンゼント(79)が「ザ・フーと一緒に演奏していても、あまり興奮しない。正直に言えば、お金のためにツアーをしてきた」「ザ・フーは、若さを装って、80歳のダルトリーとタウンゼントがステージに立つもんじゃない。1964年の、18歳か19歳のときの4人なんだ。ザ・フーの神話を見たければ、アバターライブを待つのが良い。きっといいものになるよ!」と二ューヨーク・タイムズ紙に話していたのに対し、ロジャーはロンドンで開催されたABBAのアバターコンサート「ヴォヤージ」を引き合いに、「ABBAのカバーをやるのか?ありえない。ミニスカートなんて似合わないよ」「考えたこともない。見に行きたいとも思わない」と、音楽サイトのアルティメット・クラシック・ロックに語っていた。

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