ロジャー・フェデラー 引退後は「日常生活に戻れて幸せ」 双子2組4人のパパは勉強を手伝う日々

 伝説的テニスプレーヤーのロジャー・フェデラー(42)は引退後、「日常生活に戻れて幸せ」だという。妻ミルカとの間に14歳の双子の娘と10歳の双子の息子という4人の子供を持つフェデラー は、2022年に引退、自身のキャリアにおける驚異的な管理と調整の日々を乗り越え、今では妻と「まったく違う生活」を楽しんでいると明かしている。

 米テレビ番組『エクストラ』に出演したフェデラーは、「いいことに、僕が18歳半か19歳くらいの時に、僕たちは付き合い始めた。当時はもの凄く若かったし、すでに人生のほとんどを一緒に過ごしてきたと言える」「僕のキャリアの前半は子供なしで、後半は子供ありという、狂ったロジスティックスだった。明らかに今の生活はすっかり変わって、より良い日常生活に戻れて幸せだ。翌日に試合はないし、練習もない。だから家でよりリラックスできていると思う。もちろん、子供たちのおかげで凄く忙しいよ。今、子供たちの学校の勉強はとても大変だから、できる限り一緒に手伝ってあげようと思っているんだ」

 男子プロテニス協会(ATP)のシングルス世界ランキングで310週連続1位を獲得したフェデラーは、若い頃の自分にどんなアドバイスをするかと尋ねられ、「素晴らしい人生、とても楽しい出来事の連続、多くの時間でスポットライトを浴び、ブレークポイントを守り、レッドカーペットや記者会見で正しいことを言おうとするプレッシャーの中にいる、ということを認識して準備しておくべきだね」と答え、また「素晴らしい時間を過ごし、それが永遠に続けば良いと思うけど、全てに終わりは来る。プレッシャーのかかる世界最大のコートで、世間の注目を浴びながら、これほど長く続けられたことを嬉しく思う。完全に夢のようなキャリアだった。これ以上幸せなことはない」と続けた。

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