アンジェリーナ・ジョリー、娘と共に制作陣に参加した『アウトサイダー』でトニー賞を初受賞!

 アンジェリーナ・ジョリー(49)が、15歳の娘ヴィヴィアンに薦められて制作に参加したミュージカル『アウトサイダー』で初のトニー賞を受賞した。アンジェリーナは、16日(日)にニューヨークのリンカーン・センターで開催された同式典で受賞スピーチはしなかったものの、アシスタントを務めたヴィヴィアンと共に出席した。

 S・E・ヒントンによる同名小説を基にした『アウトサイダー』は、打たれ強さをテーマに、兄弟2人と友人ジョニーと共にグリースと呼ばれる不良グループに属する14歳の少年ポニーボーイがライバルグループのソッシュと対立する姿を描いたもので、ミュージカル部門作品賞を含む4賞に輝いた。

 プロデューサーのマシュー・レゴは「スージー・ヒントンは『アウトサイダー』を60年前に書いて以来、ずっと称賛を受けています。しかし彼女は、『アウトサイダー』が誰かの人生を変えたと言われると、今でも圧倒されるのだとよく言っています。なぜなら、誰かの人生を変えたのは本であり、その作者ではない。そのメッセージであり、そのメッセンジャーじゃないと。でもスージー、君のストーリーと愛と家族、金でい続けるという永遠のメッセージが私たち皆の人生を永久に変えたと、ここで言いたい。私たちはあなたを愛しています」と語った。

 一方アンジェリーナは最近、同ミュージカルの制作を通して、末娘ヴィヴィアンに対する理解を深めたことを明かしていた。西海岸で『アウトサイダー』の舞台を観たヴィヴィアンから同作を薦められたそうで、末娘の情熱に押されてブロードウェイ公演の制作陣に加わったそうだ。

 アンジェリーナはデッドラインにこう話す。「私の娘ヴィヴィアンは舞台を愛しているの」「娘は全ての舞台作品を評価しているけど、自分が何を身近に感じ、何に反応するのか確実に分かっているわ。彼女は(カリフォルニア州)ラホヤで『アウトサイダー』を5回ぐらい観に行って、それを私に話してくれた。私は随分前にその本を読んで映画を観ていたんだけど」

 娘に促されて、その作品に再び注目したというアンジェリーナは、「私の若い娘に与えた影響や、彼女が自分自身について語ってくれること、それの何か彼女にとって大切なのか、そして彼女が深く感銘を受けた理由」を学びはじめたそうだ。

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