歌手のカミラ・カベロが、金髪姿に変貌を遂げた背景には、デヴィッド・ボウイやマドンナといったアーティストがいたという。最近「変化は不安への薬」と明言していたカミラは、常にイメージを切り替えるスタイルを持つ２人の伝説的なミュージシャンからインスパイされたそうだ。

　１７日にフランスで開催されたカンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルでの食事会で、カミラはこう語った。「ブロンドヘアやファッションなど、自分の外見を変えることを、マドンナやデヴィッド・ボウイのような人たちから、それがどれだけエキサイティングなことかを学んだわ」「人々のために常に新鮮であり続けることをね」「私が私である限り、みんなは私のことを知っていて、愛してくれると信じている」

　また女性グループのフィフス・ハーモニーのメンバーとしてスターダムを駆け上がり、ソロシングル曲『ハバナ　ｆｅａｔ．　ヤング・サグ』が世界中で大ヒットしたカミラは、「音楽的に何か違うことが起きているときは、別人のように見えることが助けになる」「長い間活動していても、アルバムを出すたびに新しいアーティストのように感じたいもの」とＮＹＬＯＮ誌に話してもいた。

　一方、年内に４枚目のアルバムをリリースする予定のカミラは、同新作について「この音楽は、私のありのままの姿のように感じる」「絶え間ない変化が解決策。それは平和への鍵であり、不安への薬でもある」と話し、リリース前に長い黒髪から金髪へとイメージチェンジしたことについて、自身の人生と音楽キャリアにおける新しい時代を体現していると３月にポッドキャスト番組で説明していた。