ロックの歌姫 謎の感染症で搬送 コンサートのためスコットランドの城に宿泊 「酷くなって」夜中に病院へ

 ロックの歌姫スティーヴィー・ニックス(76)が謎の感染症にかかり、真夜中に病院に搬送されたという。

 フリートウッド・マックのボーカルとしても知られるスティーヴィー、今月6日のグラスゴーでのコンサートの前に、スコットランドの城に滞在していたが、直前になって足の手術が必要だとして、同公演をキャンセルしていた。そして今回深刻な感染症だったことを告白、執事によって病院に運ばれていたことを明かしたかたちだ。

 予定変更された24日のグラスゴー、OVOでのコンサート中にスティーヴィーはその経緯を説明、YouTubeにアップされた動画の中で観客に向かいこう話している。「ここに着いた時、グラスゴーに来れたって本当に興奮していた。それから何が起こったのかは不明で、変な感染症にかかって、酷くなってしまってね」「素晴らしいお城に泊まっていたんの。(コンサートの)数日前からここにいたかったから。でも夜中の2時くらいにアシスタントを見て、『救急病院に行った方がいい』っ言ったの。彼女が私を見るから、『冗談じゃないわ!本当に病院行った方がいい』って」 

 そして執事が夜中に自分を病院まで運んでくれたとして、「執事のシミアンという素敵な男性がBMWのセダンに私たちを乗せてくれて病院で2日間を過ごした」「城に帰ってきて、公演を中止した。このツアーを通して私はずっと闘ってきた。ここに戻ってこなかったら自分は最悪だって」と続けた。

 そんなスティーヴィーはグラスゴーだけでなく、マンチェスターのコープ・ライブ・アリーナでのコンサートも負傷した足の手術が必要だとしてキャンセルしていたが、今月16日無事マンチェスター公演を敢行していた。

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