『ウエスト・サイド物語』のジョイボーイ俳優が死去、90歳
『ウエスト・サイド物語』ジェット団のジョイボーイ役で知られたロバート・バナスさんが死去した。90歳だった。先月29日、肺炎のためカリフォルニア州エンシノにある介護施設で息を引き取ったことを、息子のエデン・タイラー・バナスさんが30日にハリウッド・レポーターに明かした。
ロバートの公式インスタグラムでも訃報がこう伝えられている。「今日は、ロバート・バナスが天上の無限の光の中に舞い上がることを選んだ日でした」「息子、兄弟、父、祖父、そしてステージとスクリーンの真の伝説として、そのすべてを見事にこなしてくれました。多くの人に感動を与え、教え、いつも笑いとユーモアのセンスで才能と寛大さを与えてくれました」「子供が求める最高の父親でいてくれてありがとう。永遠に愛してるよ。空の上でのダンスパーティーが素晴らしいものになるのは分かっているよ!」
1933年9月22日にニューヨークで生まれたロバートは、10代のころからダンスをスタート、エルヴィス・プレスリーの1958年作『くたばれ!ヤンキース』『おもちゃの王国』『バイ・バイ・バーディー』のほか、『メイド・イン・パリ』やマリリン・モンロー主演作『恋をしましょう』などに出演した。
その中でも1961年公開の『ウエスト・サイド物語』が最も知られており、その3年後には『メリー・ポピンズ』でもダンスを見せていた。