超大物歌手 海外で保護犬を引き取り、動物病院建設の資金も捻出

 ミュージシャンのリアム・ギャラガーが動物病院の建設を手助けした。タイでバトンズという保護犬を引き取ったことでも知られるリアムは、ステージ装置のオークションを通して、同国の犬の医療サービスとサポートの提供を目的としたティナズ・ホスピタル建設を支援した。

 野良犬の保護団体ハッピー・ドッゴを通して毎月1000匹の犬を救う事を目標に活動を続けるナイアール・ハービソン氏はXにこう綴る。

 「世界は悪いことばかりじゃないということを示す物語で、皆さんを笑顔にすること請け合いです」「バトンズという名のストリートドッグ、ロックスターのリアム・ギャラガー、ティナという名の犬のための病院建設。夢のような話です」「小さなバトンズはタイのジャングルに捨てられていました。彼女は私たちの小さなサンクチュアリに自分自身を招き入れました。まだ子犬でした」「毎日、そこに戻ってきて、やがて私たちは保護し、養子に出しました。私たちはとても小さな組織でした」

 「かいつまんで言いますと、リアム・ギャラガーが応募してきたのです。申請書の職業欄には歌手と書かれていました。私は仲間が冗談を言っているんだと思いました」「驚くことに本物だったのです。リアムはネットで他の犬たちのことも知っていました。バトンズは素敵な一生の家を得たのです」「バトンズはすっかり落ち着き、リアムと家族に溺愛されています。女王様のように扱われています」「今年リアムはツアー中で、『ハーフ・ザ・ワールド・アウェイ』と冠されたツアーはバトンズに捧げられています。しかしそれは序章に過ぎませんでした」「ツアーのステージにあった巨大な地球儀をオークションにかけ、私たちの団体ハッピー・ドッゴを支援しようとしてくれました」

 「犬たちのことで、私は何かを頼んだりしたことはなかったので、びっくりしました」「地球儀はオークションにかけられコープ(生協)UKが親切にも引き取ってくれました。それはマンチェスターのアリーナ、コープ・ライブに設置され、イベントに訪れた人々が見ることが可能です」「地球儀、そしてバトンズがハーフ・ザ・ワールド・アウェイ(地球の裏側)からやって来たという事実は完璧です」「この寄付金2万5000ポンド(約480万円)はティナズ・ホスピタルの建設に充てられます」「この病院はかつて小さなバトンズが忍び込んだ同じジャングルの一角に建設予定です」「犬が私たちに与える影響を過小評価してはいけません。1年以上前、小さなバトンズはより良い生活を求めて歩いてきました。彼女はそれを達成したのです」「世界は悪い事ばかりではありません。愛はいつだって勝利します」

関連ニュース

編集者のオススメ記事

海外スターバックナンバー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス