“グループの顔”の遅刻グセにメンバーがムカッ「ファンの苛立ちは理解できる」

 フージーズのプラーズ・ミシェルが、ローリン・ヒルの遅刻グセとツアーのキャンセルに対するファンの「苛立ち」は理解できると語った。プラーズは最近の中止となったツアーのチケットの売れ行きが悪かったのは、あまりに多くの公演が中止になっていたため、ファンたちがコンサートの開催を疑い始めていたからだろうと話している。

 開催中止となった「ミスエデュケーション・アニバーサリー・ツアー」が中止となったことについて、プラーズはヴォルチャーにこう語る。「驚いたとも言えるし、驚かなかったとも言える」「去年は20公演やる予定だったのに10日しかやらなかった。全日完売だった。10回の追加公演が必要だったけど、彼女(ヒル)はキャンセルした」「それで同じ年にショーをやろうとしたって、世間はこれがキャンセルされないとどうしてわかる?って感じだったよ」「ファンたちは『夏だし、学校も始まる。子供たちが必要なものを買う必要があるし、インフレだ』っていう感じだ。人生で調整しなければならないことはたくさんある。それをすべてやったところに、彼女に『やっぱり、キャンセルするわ』なんて言われたらね」

 そして、長年のローリンの遅刻を経て、ファンたちが「拒絶」の姿勢を見せ始めているとして、「みんなの苛立ちが溜まっていた。これは一晩で起こったことじゃない」「俺もファンを思うと苛立つよ。みんな一生懸命稼いだお金を払って見に来てくれるのに」「ローリン・ヒルに対するこんなファンの反応は見たことがない。拒絶だよ。『俺たちは君らの生活費を助けてる。俺たちが君らが来たことを嬉しく思うように、君らも俺たちが来ることを喜ぶべきだ』ってね」と続け、それでもライブを見に来てくれる人がいることに感謝していると語った。

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