米俳優が51歳で死去 19年にはひき逃げされ両足切断 ヨガ講師、作家としても活動

 米俳優オビ・ンデフォさんが死去した。51歳だった。1998年から2002年まで放送され、ケイティ・ホームズ、ジェームズ・ヴァン・ダー・ビーク、ジョシュア・ジャクソンらが出演し大ヒットを記録したティーンドラマ『ドーソンズ・クリーク』のボディ・ウェルズ役で知られる。

 姉のンケム・ンデフォさんがフェイスブックにオビと一緒に微笑んでいる写真を投稿、弟の訃報をこう伝えている。「弟を亡くして胸が張り裂けそうですが、彼はようやく安らかになりました」死因は明らかにされていない。

 オビさんは2019年8月、ヨガ教室の講師を務めた帰りに立ち寄ったスーパーマーケットの駐車場で車にひき逃げされ、両足を失った。

 イェール大学で演劇を学んだ後に俳優の道を歩んだオビさんは、『ドーソンズ・クリーク』のほか、『ザ・ホワイトハウス』『スターゲイトSG-1』『サード・ロック・フロム・ザ・サン』『スター・トレック:ディープ・スペース・ナイン』といったテレビドラマに出演した。

 さらに、公立学校やコミュニティでの芸術教育を支援するロサンゼルスを拠点とする非営利団体「アーツ・アライアンス・フォー・ヒューマニティ」を設立、両足を失った後もヨガの指導を続けたオビさんは、作家としても活動していた。

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