英ロックバンドのキーボード担当 約1年前に血液がんと診断されていた 11カ月間の治療終え現在は良好

 英ロックバンド、ザ・キュアーのロジャー・オドネル(68)が、およそ1年前に「非常にまれで侵攻性のある」血液がんと診断されていたことを明かした。ロジャーは9月の血液がん啓発月間を記念して、検査の重要性を訴えた。

 Xへの投稿でロジャーはこう綴る。「去年の9月、私は非常にまれで侵攻性のある血液がんと診断されました」「数ヶ月間、その症状を無視し、ついに精密検査を受け、手術後の生検の結果は衝撃的なものでした」

 しかし、最新の「免疫療法」治療の結果、予後は良好だとして、「私は今、世界でも有数の専門医のもとで、11カ月間の治療を終えたところです。投与されていた薬を開発したチームからのセカンドオピニオンとアドバイスも受けました。私は最新のSF免疫療法や、100年前から使用されている治療薬の恩恵も受けました」と説明した後、「がんは克服可能ですが、早期に発見されればその確率は高くなります。ですから、少しでも症状があるかもしれないと思ったら、すぐに検査をするべきだと私は伝えたいんです」と続けた。

 ロジャーは昨年11月、「健康上の理由」によりザ・キュアーの南米ツアーから離脱していた。

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