歌うことをやめていた大物女優「優しくない人がいたの」きっかけは元恋人からの批判だった
アンジェリーナ・ジョリーは新作映画「マリア」の役作りのため、およそ7カ月間、オペラの特訓を受けたことを明かした。同新作伝記映画でマリア・カラス役を演じているアンジェリーナはその準備に長期間を費やしたそうだ。
テルライド映画祭でアンジェリーナはこう話している。「素晴らしい講師の元、7カ月間オペラの授業を受けた。そしてイタリア語のレッスンも」。それでもいざ歌うとなると、不安を覚えたそうで「あの日の朝は緊張しすぎて頭が真っ白になった」と振り返った。
この作品では「スペンサーダイアナの決意」「ジャッキーファーストレディ最後の使命」のパブロ・ララインが監督を務めているが、アンジェリーナはその経験について「私がベストを尽くしさえすれば、パブロはそれを受け入れ、うまくやってくれると分かっていた。パズルを解くために私が全力を尽くす必要があることは分かっていたけど、彼が親切で支えてくれる人だと知っていたから助かった」と語っている。
先日、アンジェリーナは元恋人から歌声を批判されて以来、歌うことをやめていたというエピソードを明かしていた。ジョニー・リー・ミラー、ビリー・ボブ・ソーントン、ブラッド・ピットとの結婚歴を持つアンジェリーナは今回、マリア役を演じるにあたり、その恐怖感を乗り越える必要があったとして、ザ・ハリウッド・リポーターに「私は普段歌わないから、体外離脱のような体験だった」「過去に、私の歌に関して優しくない人がいたの。付き合っていた中でね。だから、私は歌がうまくないんだと思った」「私は演劇学校にも通っていたんだから、そんなことで影響を受けたのはおかしかった。私はただ、この人の意見に合わせてしまったの。だから歌い始めるまでには、いろいろなことを乗り越えなければならなかった」と話した。